日向を追いかける家
前面道路から住宅の北面を見た。計画地は変形旗竿敷地。
しかしそのおかげで南に正対した配置が可能となった。また周囲の建物の影響が南面は強く、時間ごとに移ろいでゆく日向の時間と日々の生活リズムを合わせた間取りを実現した。
玄関ホールを境にして内部空間は45度の角度で方角の軸に切変わる。
二階のリビングは周辺の建物の影響も少なく富士を眺める窓を設けた。
45度の角度がついた建物の形は二階の変化ある廊下を生んで、客室は一層落ち着いた空間として多室から切り離される。
建物データ
所在地 |
埼玉県さいたま市 |
用途 |
戸建住宅 |
構造 |
木造 |
建築面積 |
78.07㎡ |
延床面積 |
144.5㎡ |
竣工 |
平成19年 |
設計者 |
森 大樹 |
施工 |
岩崎工務店 |