「古民家改築 / 和泉内田町の家」
大阪府堺市、今まだ旧い民家が残っている地域。祖母と夫婦と2人の子供達の3世代が供に暮らす築70年の家。新しく住まう為に必要な要素と旧い良いものとの調和。そこから生まれる心地良さ。生かし生かされるものへの愛着と繋いでいく事の大事さを改めて感じさせる住宅。
円ガラ風デッキと格子のスクリーン、外壁の色あわせ程度に手を加え、既存の建物の持つイメージを生かした外観。
外構は3台分のガレージの為、床を洗い出しと豆砂利敷き詰めの組み合わせとした。
既存の柱梁残し、生かしながら踏み板部分を設えた。趣のある旅館の様な雰囲気になったエントランスホール。
残し生かす事にした、重厚な趣のある既存の欅の柱と梁。
リビングから新しく設えたダイニングキッチンをみる。
キッチンからリビングを見る。
既存の梁を残し、生かした子供室。
階段を上がるとロフト兼ベッドスペース
木の質感を生かすため設えた照明。
建物データ
所在地 |
大阪府堺市 |
用途 |
住宅 |
構造 |
木造 |
建築面積 |
70坪 |
延床面積 |
70坪 |
竣工 |
2008年1月 |
設計者 |
SADO(サドゥー) 東正二 |
施工 |
山陽建設株式会社 |