栗橋の住宅
お施主様からの希望は、「一日中明るい事と家族がゆっくり集える広いリビング」ということでした。それに対し私たちは、一日中明るい事とプライバシーの確保という相反する要素をいかに両立させるか、ということから設計をスタートさせました。
いかに開口部が多くてもカーテンを閉めなければ生活できない空間では、明るい家とはならない。囲まれた３方の隣家から視線を遮りつつ、採光を得る方法を模索しました。結果、360度ハイサイドをまわす事、また全面開口となる南側は擁壁をぐるりとまわす事で、プライバシーと採光の両立を果たし、開放的な外部デッキを得ることができました。また、2階についても内部にデッキを設け、外部に面した開口部を設けずに採光を確保しました。
