坂戸の住宅
間口が約19mと非常に長くほぼ真南に正対しているいう特徴的な敷地、さらに「親子2世帯の住まい方」と「親子の共通の趣味である車との関係」というオーナーからの要望により、平面的な2世帯の生活の提案をすることにしました。
生活の中心であるリビング・ダイニング・ベッドルーム等はすべて2階に持ち上げ、そこにエントランス・水廻り等の共用空間をコアとして差し込む計画としました。コアの部分は開口等の自由度をあげるためコンクリート構造とし、その素材感を生かしています。2階南側は庇を深くし、やわらかい光の入る北側は庇を短くし快適な居室を構成しました。そして親子共通の趣味である1階ガレージは1/1のミニカーを飾るかの様にアルファロメオがおさめられています。