甲斐の曲がり家-Ⅰ
ご主人の実家の土地の一部を利用して母屋の隣に計画。
夫婦+子供3人の住まいです。
土地の形状・高低差と周囲の建物との関係からL型形状の計画案を提案。夏の日差しを遮り、冬の日差しを取入れることと、太陽熱の利用・雨水の利用をしています。エアコンは無く薪ストーブと床下FF暖房による床暖房としています。2階の暖気をダクトとファンで1階床下に送風しています。
開放できる大きな掃き出し窓が特徴で、庭との一体感が大らかな住まい環境を作り出しています。引込扉は木製建具(建具屋作製)外から雨戸、網戸、ガラス戸、障子。
南道路からの外観:敷地はⅠmほど高く生垣で目隠しされて、道路騒音などを遮ってくれます。太陽熱温水器を屋根に載せて深夜電力温水器に接続して利用しています。
外壁はそとん壁、屋根はガルバリュウム鋼板、断熱材はサーモウール
居間の写真。
畳で板の間より40cm上がり堀炬燵のようになっています。居間正面はウッドデッキテラスで庭と繋がり掃き出し窓は引き込まれて、写真のように大らかな開口部となります。
床は杉板t30本実、壁・天井は漆喰塗り(杉の小片入り)